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最近の森村

2022.12.08 最近の森村

W杯 × Jリーガー × 森村!?

こんにちは!国際交流・多言語教育センターです。

2学期は何かと行事が目白押しで、なかなか放課後多言語・多文化講座の時間が取れませんでした。そのような中、11月はW杯強化月間です!
多文化月間特別企画「サッカーW杯月間」! | 森村学園 中等部・高等部 (morimura.ac.jp)

そこで、久々に開講された緊急特別講座はこれまでとは一線を画す豪華企画!なんと、現役Jリーガーに、現役選手の視点からW杯のドイツ戦を解説してもらうというとんでもないゴージャス企画です!

参加してくださったのは、J2徳島ヴォルティスのGK、松澤香輝選手!とJ3ギラヴァンツ北九州FWの上形洋介選手! 現在、レギュラーシーズン終了と契約更新などで多忙を極める時期にもかかわらず、この企画にご快諾を頂きました! ありがとうございます!

今回ご参加いただいたJリーガーのお二人は、本校の保健体育の先生と大学時代にサッカー部で切磋琢磨し合った仲間とのことで、雲の上の存在と直接お話しできた嬉しさとともに、先生の普段とは違った横顔を見られたのも、生徒たちには新鮮だったようです。また次回があったら呼んでくださいね!とのお言葉もいただけたので、第2回も企画出来そう! 楽しみです。生徒の皆さんや、先生方にとっても充実のひとときになりました。

今回ご参加いただいた徳島ヴォルティスGK松澤選手とギラヴァンツ北九州の上形選手のご活躍、それに大金星の日本代表や、相手をしてくれた各国代表の、今後の活躍にも目が離せませんね! 

 

以下、気になる会話の内容をご紹介いたします!


日本の歴史的なドイツ戦勝利の翌日という、最高のタイミングで迎えた「Jリーガー講座」。もちろんそのドイツ戦について、プロの目線で鋭く迫っていただきました。

例えば上形選手はFWの観点から、「日本は試合の入りがとてもよかったけれど、ドイツがすぐにやり方を変えたので、前半戸惑っているように見えた。後半は森保監督がフォーメーションを変えた戦術がばっちりはまって、選手も迷いなくできている感じだった。」とコメント。松澤選手はGKの観点から、「あれでドイツに2点目が入っていたら、正直きつかったと思うけれど、権田選手の連続のセーブで流れが来たと思う。あれが無かったら逆転はなかったんじゃないでしょうか。」とコメント。

司会の先生から、「前半のPKによる失点だけど、あれはGKだったら飛び出しちゃうものですか?」との質問に、「ゴール前のあのスペースでいい持ち方をされると、GKとしては出ざるを得ない。相手のファーストタッチで寄せたい所を、寄せすぎてかわされちゃったのだと思います。」と冷静に分析。FWの立場からは「PKもらえるかも、っていうのは正直あったと思う。あれは誘っていたと思いますよ。」と、ピッチの緊張感がびりびり伝わる、リアルな解説を戴きました。

他にも堂安選手と浅野選手の得点シーンをFW、GK双方の観点で語っていただき、「ニアの高いところ、あれ、取れないんだよね…。でもノイアー選手はこれまであれを止めてたイメージがあったんですよね。」とか、さらに上形選手から松澤選手への「ゴールシーンは、ノイアーの体が横向いてたけど、あれはどういうことなの?」という質問に「おそらく、誘導しつつ、体のどこかに当たれ!って感じではあったと思う」など、リアルな息遣いが感じられる解説が続きます。司会の先生からの「浅野選手、シュートうまいよね~。やっぱりあそこしかないって感じですか?」という投げかけに始まり、「ないね。完璧です。」「FW的には、浅野選手、ドイツのラインがバラバラだったせいで浅野選手視点からだとオフサイドに見えて、どうせオフサイドかもしれないし、といった気持ちで逆に力まず行きやすかったんじゃないかな。」などなど、話は尽きません。

その後、生徒からも、直接Jリーガーのお二人に質問できるコーナーが! 初歩的なものからびっくりするくらい専門的なものまで、ここぞとばかりにたくさんの質問が飛び交いました。「ドイツが慎重そうに見えたけど、プロの目からはどう見えましたか?」「緊張もあったのかもしれないよね。」「シュートも結構ふかしてたし、トップの選手でもあんなミスするんだなって感じました。」とか、「ドイツのCBがボールを持った時にはプレスに行かず、中盤にボールが入った時にプレスに行っていたように見えました。狙いどころをそこにした理由って何ですか?」なんていう結構攻めた質問にも、「ボランチを自由にさせないためにプレッシャーに行ってたということだと思う。CBから行っちゃうと、そこをかいくぐられて中盤から攻撃を組み立てられちゃうからね。」「前から奪うっていう所は共有してたんじゃないかな。」なんて、戦術マニアも大喜びの解説が目白押しでした。

他にも生徒からは、「プロになる覚悟を決めたのはいつか」、「プロになってから辛かったことは何か、またそれをどう乗り越えたか」、「サッカー部ですが、同じFWとして点の取り方のアドバイスを下さい」、「徳島はスペイン人の監督だが、今度W杯で当たるスペインの弱点のようなものはあるか」、など質問が続きました。中には超初心者から、「サッカーボールをうまく蹴るのはどうしたらいい?」 とか、「ヘディングって痛いですか?」 とか、ほほえましい質問もありました。

特におもしろかったのは、「PKの時、蹴る方、守る方、それぞれ何を考えているの?」 という質問。「直接対戦する可能性があるからな~。これ話しちゃうとな~。」とお二人とも苦笑いしながら答えてくださいました。FWは最初から蹴る方向を決めている人が多いらしく、GKは過去のデータをきっちり分析しているんだそうです。

画面で見ているだけではわからない選手同士の駆け引きや、相手チームの戦術を瞬時に読み取り、そのクセの裏をかく高度なやり取りなど、やっぱりプロってすごいんだなぁと大いに実感した迫真のトークでした。