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教育の特色

言語技術教育

グローバル人材の基盤をなす言語技術教育

言語技術の特徴は、言葉を用いるさまざまな手法を生徒の参加と作文によって指導する点にあります。それは、対話・物語・説明・論証に分類され、問答ゲームを通して型に則って発信する方法を指導した後、大量の質問を浴びせて対象を分析的に捉え、自ら発問する能力を獲得させます。これを基盤に全ての授業がアクティブ・ラーニング、すなわち思考し、発信する形式で行われます。問答ゲームはパラグラフ形式の文章である小論文や英語の記述方式に発展します。この時必要なのが情報を空間的に配列する手法で、これは全体から部分に情報を組み立てる能力となります。文学も重要な要素で、そこには物語と絵・テクストの分析が含まれます。文学的教材や絵画を分析的批判的に考察することは深い教養の土台となります。こうした授業は全て議論で実施され、作文で完結されます。その繰り返しの中で、森村学園の生徒は国内のみならずグローバルに通用する母語力を身につけます。

積み上げ方式の言語技術

数学と同様、最初は各スキルを個別に学習し、最終的にはあらゆるスキルを応用しながら論理的・分析的・批判的・創造的に思考して議論し、記述できるようにします。

  • 授業の準備
    課題により事前に読んでおくなどの準備をする
  • 課題の提示
    さまざまな内容の中から授業で考察する事柄を明示する
  • 分析と議論
    必要な観点を分析しながら議論し、論理的・分析的・批判的思考を鍛える
  • 文章の組み立てを考察
    論理的な文章を記述するための組み立てを検討する
  • 記述
    考察したアウトラインに従って文章化する
  • 添削
    提出された作文を添削し、結果を次の作文に反映する

現在は、つくば言語技術研究所のテキストを使用した授業を実施していますが、2024年度からは本校独自の教材を使用します。