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最近の森村

2021.01.30 最近の森村

生物と保健体育のコラボ(冬期講習より)

先の冬期講習期間中に、高等部1年生と2年生の希望生徒を対象として「生物と体育」という教科横断型の講習を行いました。生物の講座では、食肉用のニワトリを1つ班につき1羽購入し、黙とうを捧げてから解剖を行いました。ニワトリとヒトの筋肉の構造を比較することで、その似ている点と異なる点を観察しました。その観察を通じてニワトリとヒトがそれぞれどのような進化の軌跡をたどってきたのかを学びました。

以下は実際に参加した生徒の声です。

「自分の手や目で実物を観察することで改めて生物の素晴らしさを身をもって体感しました。普段は美味しくいただくことしかできませんが、このように構造を一つ一つ見ることで、進化の過程で独自に発達したもの又は不必要なため衰退したものなどその生物特有の歴史を少し覗くことができたと思います。」

「初めて鶏を解剖して、今まで自分が食べていた肉がどこについていてどのような役割をしているところなのか知らなかったけれど、一緒に解剖してくれた先輩がこの筋肉を使ってるから飛ぶことができる、とかこの筋肉はこの部位だ、などと教えてくれて、今までよりも鶏の筋肉のつき方や、筋肉の使い方を知ることができた。」

体育の講座ではそれを受け、実際に自分の筋肉を動かすことによって、どのような筋肉の動きがどのように運動を生み出すのかを学びました。