
2025年12月24日(水)、中等部3年生・高等部1年生・高等部2年生を対象に、早稲田大学先進理工学部の研究室訪問を中心としたプログラムを実施しました。
本プログラムは、本学園の創立者である森村市左衛門が、早稲田大学において応用化学科が設立された際に実験室や建物を提供し、その発展を支援したという歴史的なご縁を背景に実現したものです。
当日は27名の生徒が参加し、大学における研究の最前線を間近で体験しました。プログラムの冒頭には、本校の卒業生であり、現在は早稲田大学基幹理工学部に在籍する北村さんをお招きし、ガイドを務めるキャンパスツアーを実施しました。
キャンパスツアーでは、大学の学びの拠点となる図書館をはじめ、早稲田大学の象徴的な建物である大隈講堂前、さらには理工系の研究や授業で使用されている棟などを巡りました。
北村さんは、実際に自身が利用している施設や学生生活の様子を交えながら、授業や研究が日常生活とどのようにつながっているのかを分かりやすく紹介しました。生徒たちは、キャンパスの雰囲気を肌で感じながら、「大学で学ぶとはどういうことか」を具体的に思い描きつつ学内を見学しました。卒業生であり現役大学生でもある北村さんならではの視点で語られる話に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
<当日のプログラム>
1)卒業生のガイドによるキャンパスツアー
2)先進理工学部 研究室説明・訪問
門間聰之先生(電気化学)、山口潤一郎先生(有機合成化学)、松方正彦先生(触媒化学)の順に実施(各45分) ※各回とも、教員による専門分野の解説後、学生の案内で研究室内を見学
<研究室訪問の様子と生徒の声>
研究室訪問では、教員から研究分野の概要について説明を受けた後、学生の案内で研究室内を巡りました。生徒たちは、研究設備を実際に見学し、一部は使用体験も行うことで、研究活動を具体的にイメージすることができました。
参加した生徒からは、
「これまでの研究室訪問では言葉での説明が中心でしたが、今回は設備を見せていただき、使わせてもらうこともできました。先進理工学部でどのような研究が行われているのかを、より具体的に理解できました」
「応用化学は難しい学問だと思っていましたが、学んだことを社会にどう役立てるかを重視している分野だと知り、イメージが大きく変わりました」といった感想もあり、学問理解の深化と進路意識の広がりがうかがえました。
今回の研究室訪問は、大学の研究を“見る・触れる”体験を通して、学問の奥深さや社会とのつながりを実感する機会となり、生徒一人一人が将来を考えるうえで大きな刺激を受ける有意義な一日となりました。



