11月18日から20日にかけて、中等部1年生は2泊3日の箱根・富士研修旅行へ出かけました。
初日は鳴沢活き活き広場にて、「学年の絆を深める」という目標のもと、レクリエーションを実施しました。NPO法人富士山ネイチャークラブのスタッフの方々のご指導のもと、生徒たちはクラス混合チームを組み、クイズや、自然の中で生きていくための力を育むアクティビティ等に取り組みました。また、研修旅行スタッフの生徒が旅行前に企画した、互いの名前を呼びながら行う大縄跳びや、学年に関するクイズに正解すると仲間を助けられるケイドロなども行われました。1日を終え、就寝前に合宿のしおりに記入した振り返りでは、「知らない生徒と仲良くなれて楽しかった」「初めてだったけれど、気さくに話しかけてもらえて嬉しかった」といった感想が多数見られました。

2日目は自然探究コース、風穴探究コース、科学探究コースの3つのコースに分かれて活動を行いました。中でも風穴探究コースでは、大小さまざまな風穴を探検しました。入口や出口が狭く、どうやって進むのかを工夫する必要のある風穴や、途中、匍匐前進しなければならない風穴もあり、それぞれの風穴を存分に楽しみました。活動後には、「楽しかった」「もっと色々な風穴に入ってみたい」といった声が聞かれました。夜にはキャンプファイヤーを行い、大きな火を囲みながら、研修旅行スタッフの生徒が企画した催しを皆で楽しみました。


3日目午前中には、宿泊研修旅行前から各クラスで準備を進めてきたクラス別レクリエーションを実施しました。生徒たちは、自らが考案した「教員あるある」の披露や短い寸劇などをクラスごとに発表し、発表後には校長先生から感想をいただきました。クラス発表の前には、教員チームがダンスを披露するサプライズもありました。
クラス別レクリエーションを終えた後は、ほうとう作りに挑戦しました。1日目と同じクラス混合チームで、麺と汁を協力して作り、片付けまで生徒たち自身で行いました。煙に苦労しながら作ったほうとうの味は格別で、「時間さえあればいくらでも食べられる」といった声も聞かれました。

初めての研修旅行でしたが、旅行のスローガンである「目指せ仲いいみんな113期」が実現した、大変充実した2泊3日となりました。

