5月11日に神奈川県弁護士会館で実施された高校生模擬裁判選手権・神奈川県予選に森村生が出場し、見事、予選を突破! 唯一の神奈川県代表校として、来たる8月3日に開催される関東大会出場が決定しました!
この大会は、1つの刑事事件を題材にして、限られた時間内で生徒たちだけで有罪・無罪についての結論を検討し、その結論を理由とともに5分以内のプレゼンテーションとしてまとめ、そのプレゼンを撮影した動画が審査されるものです。その成績上位校が本選出場校となりました。
予選参加が決まってから1か月ほどという短い期間でしたが、予選に向けて集中的に講義や実践を重ねてきました。当日は参加生徒同士で相談して多くの論点を指摘し、整理しながら自分たちの意見をわかりやすく伝えることができ、審査にあたった弁護士の方たちから高い評価をいただくことができました!! 次回の関東大会に向けて、より一層、勉強を重ね、邁進していきたいと思います!
(出場した生徒の感想)
◆メンバー5人集まって練習出来る回数がとても少ない中での県予選だったので、少し不安もありましたが、皆で被告人に対する証言などを話し合い、言語技術も使いながらまとめ、無事に本戦に出場出来ることになり、とても嬉しいです。本戦でも、皆で団結して、楽しみたいです。
◆検討時間の2時間がとても短く感じられて、終盤は人生で最も焦った時間でした。対戦校に勝てるのか不安でしたが、予選を突破することが出来て嬉しいです。本選も頑張りたいと思います。
◆全員未経験で挑んだ予選を突破できて本当に嬉しく思います。メンバー同士で手探りながらに難題に向き合い討論を重ねたのが良い経験になりました。夏の本戦に向け精一杯頑張ります。
◆課題の検討時間の2時間は、最初は長いなと思っていたのですが、いざ検討を始めるととても短くて、最後の30分は怒涛の30分でした。その30分はとにかく時間がなく、焦ってパニックになっていました。ですが他の4人のおかげで楽しく笑いながら無事に終わらせることができて本当に良かったです。また、課題の内容は窃盗で、私たちは無罪と考えたのですが、指紋がついていたという証拠が無罪を主張するには邪魔で最後の方までずっとみんなで悩んでいました。窃盗をしてなくても指紋がつく可能性をみんなで話し合うのは大変でしたが、普段人と議論をする機会はあまりないので新鮮でとても楽しかったです。全体を通して誰かと話し合って、理解して、整理してという流れをずっと行ったことで1人ではなく誰かと話し合いながら考えることの重要性を知ることができました。
本戦は予選よりも複雑な課題がでるので、予選より更にみんなで話し合うことで課題への理解を深めていき、優勝したいです。