本記事から、先月高等部１年生が行ってまいりました広島研修旅行について１日ずつご紹介します。

1日目、まずは新横浜駅に集合して、新幹線で広島へと向かいました。

広島に着いた後は、クラスごとのバスに分かれて平和記念公園の散策を行いました。原爆ドームの前でクラス写真を撮った後、それぞれのグループに分かれて原爆平和記念資料館や原爆死没者慰霊碑などを見学し、戦争や原爆の歴史について思いを馳せました。

その後は、国際会議場に集まって、実際に小学生のときに被爆を経験された方のお話を伺いました。歴史の授業以上にリアルなお話によって、生徒たちは戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさを改めて認識したようです。以下に生徒の声を紹介します。

「原爆を経て、今日本が平和であることのありがたみを感じました。世界には戦争をしている地域がまだある中で、私たちは被爆国として実際経験した方がいるうちにもっと世界に平和であることの重要性を発信出来たらいいなと思いました。」

「被爆者の方自身のお話を通して、今まで以上に戦争の悲惨さをリアルに想像することができ、貴重な体験となりました。特に印象深かった言葉は「戦争ではなく、心と心の通じ合い」です。戦争も被爆も経験された方が仰る言葉だからこそより強く心に響きました。そして本当にその通りだと痛感しました。今ある平和が当たり前ではないこと、77年前にはこんなにも悲惨な出来事があったことを改めて考えさせられる講話だったと思います。」

その後は再度バスに乗り込み、バスガイドさんの案内を聞きながらホテルまで向かいました。ホテルでは夜に全員が集まって、有志によるイベントを楽しみました。○×クイズやイントロクイズなど、生徒たち自身で企画した内容で、大いに盛り上がりました。