こんにちは、国際交流・多言語教育センターです！

森村学園名物・月替わりのイベントの「多文化月間」を彩る「多文化ごはん」ですが、「中欧・東欧月間」の今月はハロウィーンにちなんだ特別メニューを提供しています。題して「魔女のブラックハロウィーンオムライス」！　もちろん作ってくれるのは魔女…ではなく、カフェテリアの皆さん。これまでとは少し違い、今回は事前注文のお弁当制ではなく、カフェテリアで頂くスタイルです。作り立てのあったかオムライスを召し上がれ！

ハロウィーンの主要メンバー（？）であるドラキュラ伯爵は、そのモデルとなったブラド・ツェペシュという、現在のルーマニアの王様が、敵対する勢力から「串刺し王」として恐れられた故事にちなんでいます。現在でも彼の居城だったブラン城は「ドラキュラ城」として、中欧・東欧を代表する、おどろおどろしい観光名所になっています。

そうそう、オムライス！　そんなおどろおどろしさをまとった、ちょっと不気味な黒いオムライスは、見た目と違って、思いのほかあっさりした上品な味付け。上にとろふわのたまごソースがかかっていて、やさしい味わいながら、食べ盛りの中高生も満足できるように、結構ぎっちり、ボリュームもぬかりありません。添えられたサラダには、お勧めの胡麻ドレッシングがよく合いますね。

そしてこのメニューのハイライトは、プレートの左上でにやりと笑う「ジャック・オー・ランタン」！　かわいらしい顔を崩しちゃうの、気が引けるなぁと思いつつ、かぼちゃのコロッケと思って食べると、なんと中からクリームチーズが！　かぼちゃの甘みとクリームチーズのコクが絶妙のハーモニーです。これは美味しい！　一緒に提供される、あったかオニオンスープもホッとする味わいです。

このメニューは「限定メニュー」として提供しているのですが、実は提供初日は、「限定」という言葉にビビったのか、それとも単純に寒かったからなのか、思いのほかオムライスの列が伸びず、代わりにうどんそばコーナーに長蛇の列が…涙。先生方も「生徒の分が無くなっちゃうといけないからなぁ…」と、先生方のやさしさと、他者のことを真っ先に考える森村生の奥ゆかしさの、遠慮スパイラルが作用したようです。でも提供は数日！　ここで遠慮は無用です！　

そうこうしているうちにもう11月の目の前。気温も急に下がってきましたね。来月は「南・西アジア月間」です。また次の面白企画もお楽しみに！