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グローバル教育

2021.07.07 グローバル教育

七夕~星に願いを~

 こんにちは。国際交流・多言語教育センターです。

 七夕ですね。最近は雨が多いですが、悲しいことに七夕は雨が多いことでも有名。織姫と彦星は、今年もやきもきしているんでしょうか。

 七夕は五節句のひとつですが、もともと中国の故事から来たお祭りで、外国との文化的なつながりを実感できるチャンスかもしれません。日本では仙台の七夕祭りが有名ですね。そして、七夕といえばお願い事。みなさんはどんな願い事をしますか?

 森村学園中等部・高等部では、現在校舎内の数か所に、色とりどりの願い事をたくさんぶら下げた笹が飾られています。設置したときは、どれくらいの生徒が短冊を書いてくれるかな…と少々弱気だったのですが、百数十枚用意した短冊は1日持たずに売り切れ。あわてて追加の短冊をどっさり作成しました。七夕の今日も、笹の前には人だかりが…「密」です! Social Distance!


 「背が伸びますように」「両想いになれますように」など、匿名希望さんからの願いだけでなく、時期もあって「テストでいい点が取れますように」「コロナ退散!」などもあちこちに見える中、「肩こりが治りますように」「提出物がちゃんと出ますように」「無事に採点が終わりますように」…って、これ、先生方ですね。ともあれ、一つでも多くの、みんなの願いが叶いますように。そして、災害や争いのない、平和な毎日が続きますように…。

 この立派な笹は、高等部3年生が、体育館裏の竹林から伐採してきてくれたMade in Morimuraものです。春先には同じ場所でタケノコを掘って、先生方やカフェテリアの栄養士さんのアドバイスとご指導の下、あく抜きをして煮物を作るプロジェクトを成功させました。

 残念ながら今回の伐採に一緒に参加できなかった有志の生徒からは、虫よけスプレーの差し入れが! 作業は迫り来るたくましいやぶ蚊との壮絶な死闘の中行われたとか…。

 季節感がなくなったと言われる昨今。こうした節目の時に少し足を止めて、来し方行く末に思いを致すのも、生活にリズムを作る大事なことなのかもしれません。