4月27日、日曜日、学園では115周年記念大同窓会が開催されました。長津田の地に、同窓生、新旧教職員など一同が会したのは100周年記念式典以来で、コロナ禍で実施を見合わせた110周年記念からの皆の思いが結集する会となりました。幅広い年代の卒業生に参加してもらえるように、案内状の郵送やfacebookなどで会の告知がされ、はたしてどれだけの方が来られるのかと案じていましたが、そんな心配は杞憂に終わり、400名を超える同窓生と130名を超える新旧教職員の総勢530名が集い大盛況となりました。
会場の中高等部の校舎では、カフェテリア・ガレリアいっぱいに設置されたテーブルに、食堂の方のご協力でたくさんのごちそうが並べられました。さらに小さな子ども達も遊べるようにとゲームコーナーやアイシングクッキーづくりコーナー、DVD上映コーナーなどのアクティビティーも用意されました。また、高輪時代からのアルバムや文集、北里柴三郎先生と学園とのゆかりを紹介する動画コーナーなどにも多くの人が集まりました。
今年3月に高等部を卒業した107期生から、退職して30年という90歳を超える旧職員まで、懐かしい話に時を忘れて語らいました。卒業生からは、「久しぶりの学校にドキドキして来ましたが、一気にタイムスリップし、中高時代に戻れた気分です」「初めてこの校舎に入りましたが、時代が変われば、子育ても教育も変化しているのだと実感しました。やっぱり森村ってすごいです。」「いろいろと悩んだ時期や、先生方にご心配をかけた時期もありましたが、森村でよかったと今心の底から思えます。今の人生が築けているのは、森村での友達や先生方のおかげです」というメッセージが届きました。

学園の歴史と、アットホームな森村ファミリーの絆、そしてこれだけの同窓会を開催できる森村っ子のエネルギーを感ずる1日となりました。