4月24日、中等部1年生は、入学後初めての校外行事として、長津田のみどりアートパークで芸術鑑賞会を行った後、こどもの国へ移動して学年レクリエーションを行いました。
午前中は、太鼓集団天邪鬼の方々の演奏で、和太鼓と獅子舞を鑑賞しました。和太鼓のダイナミックな音と迫力あるパフォーマンスに会場は一気に引き込まれました。神に通ずるといわれる獅子舞にはビクビクしながらも「かみついて!」と会場は大盛り上がり。さらに質問コーナーでは元気よくたくさんの手が挙がり、生徒たちの興味深さがうかがえました。体験コーナーでは自分の膝をたたいて全員が真剣に参加、さらに希望した生徒は舞台に上がって和太鼓の演奏を体験しました。「とても元気で集中力もある学年ですね。」と天邪鬼の方からお褒めのお言葉を頂きました。
午後は、こどもの国のサッカー場で様々なアクティビティを行いました。
クラスごとに出席番号順に整列すると、「苗字ではなく名前のあいうえお順に並び替え!でも下の白線の上から離れてはいけません!」との指令。お互いの名前を確認しながら、前だ、後ろだ、並び替えます。
さらに皆で円陣を組むと隣の人と手をつないだところに1クラスに1本ずつのフラフープが配られます。「この輪を全員がくぐって元の状態と同じに!」要領よく輪の対角線上にいる生徒からどんどんくぐるクラスもあれば、輪を握っている生徒から順に丁寧にくぐっていくクラスもあり、人間知恵の輪に四苦八苦しているクラスもありました。
最後に半円にカットしたペットボトルの板を1人2つもって1列になり、板の上でビー玉を転がして落とさないように目的の場所まで運びます。何度も落として振り出しに戻りながら、クラスの仲間と試行錯誤してより確実な方法を探し、協力することを学びました。
この校外行事のために、各クラスより行事スタッフを募りました。立候補した生徒たちは、この日のために毎日昼休みに集まって入念に準備をしてきました。朝の長津田駅からの誘導に始まり、司会進行やレクリエーションの説明など、自分たちで進めていきます。集団を動かすことの難しさを感じつつ、皆が協力してくれたときの醍醐味を味わい、大きく成長しました。閉会式では、「大変だったけど、皆が協力してくれて満足しているのでもう言うことはありません。」というスタッフの感動の言葉に、大きな拍手が送られました。
学年の絆が芽生えた大切な1日となりました。