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グローバル教育

2024.09.21 グローバル教育

【国際交流・多言語教育センター】世界を知るための対話

日本の常識は世界の非常識?「世界を知るための対話」トークセッションイベントに参加しました。

 

9月7日(土)に立命館アジア太平洋大学(APU)東京オフィスマネージャーの伊藤様による「世界を知るための対話」トークセッションイベントを本校で実施しました。

 

本イベントはセミナー形式ではなくトークセッション形式で、対話を通して行われるイベントでした。イベント冒頭に伊藤様より「海外の多くの人は自分がどう思うかを問われることが普通であり、正解不正解を問われているのではないよ。」とお話を頂きました。そこから生徒達にたくさんの問いを投げかけてくださり、国際関係に関心のある森村生達も恐れずに積極的に発言をしていました。その中では、例えば「外国人にこれ(テレビリモコン)が燃えるゴミか燃えないゴミか問われたらどう教える?」といった、普段私たちが疑問に思わないことも、常に考えることが重要であると教わりました。

 

ご一緒に来ていただいたインドネシア出身でAPU卒業生、現東京大学院博士課程のKelvinさんにはインドネシアの現状とゴミ問題、首都移転についてご説明いただき、生徒達はこれらについてどのように考えるかを問われました。

 

伊藤様からは「みんなは普段国境とか宗教とか水問題とか考えることはあるかな。普段考えなくても平和に過ごせるよね。世界はこういうことを常日頃から疑問として考えている人で溢れているんだよ。日本では同じような人達が同じように考えるだけで本質的な問いについて考える姿勢ができていないからこそ、色々な海外の人とまずは対話を通して気づきを得ることが大事なんだ。」とアドバイスをいただきました。
生徒のふり返りにも「国によって当たり前や考え方が大きく異なるということを直感的にわかりやすく実感することができた有意義な時間だった。自分にとって日本はそれしか知らないからこそ当たり前で普通だと思っていた。」とあり、日本の当たり前に疑問を持つことが探究的に国際感覚を学ぶきっかけになると感じました。 

 

イベント後には伊藤様より「生徒が積極的に発言できるし、時事問題の知識もあって素晴らしいですね」とお褒めの言葉を頂きました。
素晴らしい機会をくださったAPU伊藤様、Kelvin様ありがとうございました。