教育の特色
教育の特色
国際交流プログラム
US Dual Diploma Program
世界水準にチャレンジ! 海外を夢で終わらせない!
森村学園の学びに加えて、アメリカ合衆国ロードアイランド州のProvidence Country Day Schoolの授業をオンライン受講することで、卒業時に日米の卒業証書を手にすることができるプログラムです。受講には一定水準以上の英語力が必要で、決して簡単なプログラムではありませんが、修了時には高いアカデミックスタンダードと英語力、そして英語圏の大学進学の切符を手に入れることができます。
2020年度は8名からスタートし、それぞれが楽しく、時に苦しみながら、英語での学びを深めています。

US Dual Diploma Programのメリット
- 日米の卒業証書を手にすることができる。
- 英語圏の大学へ進学する際に、英語の資格試験のスコアが不要。(地元生扱い)
- 英語圏の大学へ進学後、英語準備コースの受講を免除。
- 一定以上の成績を修めると、アメリカの名門大学への確約推薦を得られる。
- 日本の大学へも通常通りの進学が可能。
- 日本の一部大学へ、帰国生扱いで出願可能。(受験が英語と面接のみに)
- 英語を学ぶのではなく英語「で」学ぶため、英語力の飛躍的な向上が期待できる。
- 世界のアカデミックスタンダードを体験することができ、学習モチベーションもアップ!

森村学園では、今後様々な国や地域に対して同様のプログラムを開発していく予定です。実際にその場に移動することも大事ですが、居ながらにして世界とつながり、居ながらにして世界に出ていくチャンスもたくさん用意していきます。その機会を生かすことのできる力を、普段からシャープに研ぎ澄ます努力は、皆さんを広い世界に連れ出してくれる原動力になります。
多言語・多文化講座
多文化社会の一員として、多様性の価値を身に付ける
海外に出るのが難しい時代ですが、こんな時こそ世界に目を向けて、来るべき時に備えましょう! 放課後の30分程度、様々な言語を学ぶ講座を開講しています。 2020年度は8講座を開講。どれも初歩的な内容ですが、多様な価値観の受容が求められる現代社会を生きる生徒の助けになるよう、講座を運営しています。

2020年度開講講座
- アラビア語からイスラームの文化を知ろう!
- Uno, Dos, Tres! スペイン語初歩
- 你好!初めての中国語
- 生活に使える日本語日本文化講座
- Bonjour! フランス語初歩の初歩
- プログラミング的思考「ビジュアルプログラムをいじり倒す!」
- Amigo! こんなに面白い国ブラジル!ポルトガル語ブラジル文化
- ピロシキ(пирожки)だけじゃない!「イクラ」も「いわし」もロシア語だった?!
※2021年度は、その他の言語も開講予定
海外研修
身に付けたことを試す、他流試合で自らを磨く
一般的に海外研修の目的は次の3つとされています。
- 国際力(異文化理解・アイデンティティ)の育成
- 国際コミュニケーション力(外国語力)の育成
- 人間力(生きる力・自立心)の育成
安全で居心地の良い、住み慣れた場所を離れて生活していくには、語学力だけでは不十分です。このような「3つの力」がそろって、初めてグローバルに活躍できる下地が身に着いたと言えます。
森村学園の海外研修はそれぞれの力をしっかりと伸ばせるように、普段の授業の上に、さらに実地での学びを重ねるようデザインされています。世界のダイナミズムに触れ、異文化に身を投じ、それまでに学び身に付けたことを試す場です。

ニュージーランド修学旅行
(5泊7日)

先住民マオリ族の文化を学んだり、現地の学校を訪問したりしながら異文化を体験する5泊7日のプログラムです。はじめの3日間は ホストファミリーのもと「ファームステイ」をし、これまで学んだ英語表現を実践しながら、現地の生活を体験します。学校訪問では、現地の生徒は「ハカ」を、森村生は「ソーラン節」などを披露し、交流を深めます。
オーストラリア 語学研修
(3週間)

多文化都市メルボルンの協定校に通い、ホームステイで異文化生活体験を重ねます。学校では同行する森村生と会えますが、ステイ先は英語だけの環境。オーストラリアの家庭生活に触れ、英語と異文化理解をバランスよく身に付けます。
マルタ グローバル研修
(2週間)

地中海に浮かぶ島国マルタ共和国で、歴史や文化に触れる研修です。文明の交差点ともいうべき魅力的な歴史を持つ国ですので、英語の学習よりは異文化体験や探究的な要素が強い、グローバルセンスを磨く研修と言えます。宿泊はドミトリーです。
オーストラリア ターム留学
(3か月)

3か月間日本語から完全に切り離され、オーストラリアの協定校で留学生として過ごします。参加には、現地の授業に対応できる英語力や、本校における成績、現地で実現したいことや意欲についての面接などを基に、審査と選抜があります。
森村学園の海外研修は、「参加して、自分の英語力のなさに気づいた」というようなものではありません。自分のできなさを知りに行くなんてもったいない!
だったら普段からしっかり学んで、「どれだけできるようになったか」を知りに行きましょう!
今後も時代に合わせ、いろいろな知的好奇心を刺激してくれるプログラムを用意していきます。
インバウンド
居ながらにして世界とつながる。ここが「世界」だ!
「世界」は日本の外にあるものではなく、ここが、その「世界」の一部です。日々、それを実感できる環境を作るため、森村学園でも多くの留学生を受け入れ、校内を多様性に富んだ空間とするよう心がけています。今年度はカナダからの留学生が、机を並べて同じ生活を送ります。過去の留学生の出身国もノルウェー、ドイツ…と多岐にわたり、本校に多様性をもたらしてくれています。
現在のコロナ禍によって、受け入れ自体は大きく制限を受けていますが、多様性に富んだ学校を作るという方向性は変わりません。今後も多くの留学生を受け入れ、居ながらにして世界とつながれる学校を作っていきます。

言語技術・母語教育
グローバル人財の基盤をなす言語技術教育
言語技術(Language Arts)教育は、森村学園での学びの基盤となるもので、「人にわかりやすく情報を伝える力」のこと。人に自分の気持ちや意見を伝えたり、情報を正確に伝達したりする技術です。本校では中等部で「総合的な学習の時間」としてこの言語技術を学びます。
簡潔に話す・書くスキルだけでなく、客観的に物事を分析する力や聞き取った話を忠実に文章化する力を経て、要約や創作にも取り組みます。言語技術は、グローバル社会に求められる論理的・批判的思考力と豊かな教養を育む学びです。
