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森村っ子のようすをお届けします|きらきらっこ

2026.06.18 きらきらっこ

年中菊組 色紙(折り紙)は、何からできているの?

年中菊組では、日々の製作やあそびの中で、折り紙を使う機会がたくさんあります。

※森村学園幼稚園で購入している折り紙は”ジャクエツ”の「いろがみ」という商品です。以下”色紙”、とさせていただきます。

 

折ったり、切ったり、貼ったり、並べたり。

色紙は、子どもたちの「作りたい!」という気持ちを支えてくれる大切な素材のひとつです。

一方で、幼稚園ではこれまでも、子どもたちが色紙をどのように使うことが、その素材を大切にすることにつながるのかを教員たちで考え続けてきました。

「もったいないから使わない」のではなく、

「大切なものだと知った上で、心を込めて使う」こと。

その気持ちを、子どもたちと一緒に育てていきたいと考えています。

そこで今回は、色紙について子どもたちと一緒に考える時間をつくりました。

「色紙って、何でできているんだろう?」

「絵の具で染めているのかな?」

「ロボットが作っているの?」

「のりは使っているの?」

「木はどれくらい使っているの?」

子どもたちからは、次々と素朴で大切な疑問が出てきました。

そこで、いつも幼稚園で使っている教材を届けてくださっているジャクエツの方に、子どもたちの質問をお伝えしました。オンラインで繋ぎ、子どもたちが直接質問をしました!

 

すると後日、丁寧に調べてくださり、子どもたちにもわかりやすい形で答えてくださいました。

色紙は紙からできていて、その紙のもとになる木材は、細かくして、紙の材料へと姿を変えていきます。

子どもたちの「のこぎりで切っているの?」という質問に対しても、木がそのまま色紙になるのではなく、いくつもの工程を経て紙になっていくことを知るきっかけとなりました。

木を切るところを映像で見せてくださいました。
木を切る特別な機械があることや、高い山の中を大きな木を運ぶ機械があることも知りました。
紙の原料”パルプ”を牛乳パックから作る行程を説明してくださいました。
ドロドロになった牛乳パックを、網で濾して乾かして作ったものを実際に見せてくださいました。

 

また、「絵の具で染めているの?」という質問には、何度も何度も色を重ね、均一に色がつくように機械で塗っていること、そして乾かすためにも10日間ほど時間をかけていることを教えていただきました。

子どもたちが特に驚いていたのは、木からどれくらいの色紙ができるのかというお話です。

高さ8メートル、太さ14センチほどの杉の木から、約10万枚の色紙ができること。

いつも幼稚園にある色紙が500枚セットなので、なんと200セット分にもなることを知りました。

「そんなにたくさんできるんだ!」

という驚きと同時に、

「木からできているのってすごいね」

「作るのに時間がかかるんだね」

という気づきも生まれていました。

今度の森あそびの際に、直径14センチ、高さ8メートルの木を実際に森に探そうと思っています。

 

色紙は、子どもたちの表現を広げてくれるものです。

思いを形にしたり、試したり、工夫したりするために、たくさん使う経験も大切です。

けれど、その一枚がどのように作られているのかを知ることで、

「ぐちゃぐちゃにして終わり」ではなく、

「何を作ろうかな」

「どんなふうに使おうかな」

「この色を大切に使いたいな」

と、自分で考えて使う姿につながっていくのではないかと思います。

素材の背景を知ることは、ものを大切にする心を育てることにもつながります。

そしてそれは、製作の技術を身につけることだけでなく、身の回りのものや自然、人の働きに目を向ける学びでもあります。

今回、子どもたちの疑問に丁寧に答えてくださったジャクエツの皆様のおかげで、色紙がより身近で、より大切なものとして感じられる時間となりました。

色紙を使って作った工作をジャクエツの方に見ていただきました。

これからも菊組では、子どもたちの「どうして?」「知りたい!」を大切にしながら、日々のあそびや製作の中で、ものとの出会い方、使い方、大切にする気持ちを育んでいきたいと思います。