父の日に向けて、年中菊組ではさまざまな活動を楽しみながら準備を進めてきました。
はじめに親しんだのは、「すてきなパパ」の歌です。
歌に合わせて手を動かしたり表情豊かに歌いながら、子どもたちと、「お父さんってどんな存在かな」「どんなところがすてきかな」と思いを巡らせていました。
製作では、お父さんへのプレゼントづくりに取り組みました。

差し込む、向きを意識する、どこに貼る?、順序を考える
一つひとつの工程には、指先を使う力や、よく見て考える力、最後まで丁寧に取り組む力が育つ要素がたくさんあります。


「そぉっとやらないと飛んでっちゃうね」
「クリップを指す向き、先生はどう説明していたかな」
「お父さんはどんな色が好きかな」
子どもたちは、作りながら何度も考え、自分なりに工夫していました。
製作は、ただ“ものを作る”時間ではありません。
大切な人を思い浮かべながら、心を込めて手を動かす時間でもあります。
相手のことを考えること。
喜んでもらいたいと思うこと。
自分の気持ちを形にして届けようとすること。
その過程の中で、子どもたちの心も少しずつ育っていきます。
また、年齢に合わせた技術の積み重ねも大切にしています。
はさみの使い方、のりの量、紙の扱い方、描く線や形の表し方など、日々の経験が少しずつ力になっています。
私たち教員は、子どもたちの今の姿を見ながら、どのような製作がよいかを毎年考えています。
「少し頑張ればできそう」
「自分でできたと感じられる」
「気持ちを込めて作れる」
そんな経験になるように、内容や工程を工夫しています。
そして最後は、お父さんへのメッセージ。
一人ひとりが、お父さんのことを思い浮かべながら言葉を考えました。
普段はなかなか言葉にすることのない「ありがとう」や「だいすき」の気持ち。
その思いを、自分なりの言葉で伝えようとする姿がとても印象的でした。
子どもたちの「つくりたい」「よろこんでほしい」「伝えたい」という気持ちがたくさん詰まった、父の日の贈り物。
どうぞ楽しみにしていてください。



