年中組では、自由な発表の時間に、一人ひとりが「みんなに伝えたいこと」「やってみたいこと」を話す時間を大切にしています。
ある日の発表で、一人の子が、
「バナナのトラップを作りませんか?」
と提案してくれました。

その子は、昆虫博士のYouTubeを見て、バナナをしかけにしてカブトムシを呼ぶという挑戦を知ったそうです。
「バナナを置いたら、カブトムシが来るかもしれない!」
そんなワクワクした思いを、クラスのみんなに伝えてくれました。
すると、話を聞いていた子どもたちから、次々と声があがりました。
「キウイはどう?」
「ブドウも甘いよ!」
「オレンジは?」
カブトムシが好きなものは何だろう。
甘いにおいがするものなら来るのかな。
果物ではないものでも来るのかな。
子どもたちの中で、疑問や予想がどんどん広がっていきました。
教員が答えをすぐに伝えるのではなく、まずは子どもたちの「どうしてそう思ったの?」「何を試してみたい?」という気持ちを大切にしながら話を聞いていきました。
「甘いものが好きそうだから」
「においがするから来るかもしれない」
子どもたちは、自分なりの理由を考えながら、友だちの考えにも耳を傾けていました。
このようなやりとりの中には、たくさんの学びが詰まっています。
身近な自然や生き物に興味をもつこと。
自分の知っていることを友だちに伝えること。
友だちの考えを聞いて、さらに考えを広げること。
「こうしたらどうなるかな?」と予想すること。
実際に試してみようとすること。
子どもたちの「やってみたい!」は、探究の入り口です。
翌日もトラップのことで話題が尽きない子どもたち。
調べてきてくれた子や、バナナを家から持ってきてくれた子もいました。
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本当にカブトムシは来るのでしょうか??
バナナと他の果物では違いがあるのでしょうか。
子どもたちと一緒に、見守っていきたいと思います。



