4月に幼稚園の最年長児に進級したばかりの藤組の子ども達。
気持ちの良い春の風の中、思い思いに好きな遊びを楽しんでいます。
好きな遊びを見つけ、友だちとその世界を共有しながら継続的に遊びを発展させている姿が見られ、日々子ども達の柔軟な発想力に驚かされます。いくつかのあそびの様子をご紹介いたします。
①トカゲ探し(ワナ作り)
園庭の排水管の出口からトカゲを見かけた5、6人の男の子達。なんとか捕まえることはできないかと、作戦を立て始めました。
『作戦その1:チョコレート作戦』泥んこでチョコレートを作り、排水管の出口にチョコレートのワナを仕掛けました。ドロドロのチョコ、硬めのチョコ、いろいろな硬さのチョコを作りました。「柔らかい方が食べやすいんじゃない?」とトカゲの気持ちになって、一生懸命に様々な硬さのチョコレートを作りました。その過程で、入れる水の量によってチョコの硬さが変わることも知りました。
『作戦その2:なわとび作戦』排水口の出口付近の木に縄跳びを結びつけ、ピンと張っていました。「これは何?」と聞くと「トカゲが出てきたときに、引っかかるようにするんだよ!」とキラキラした瞳で答えてくれました。縄跳びの先を持ちながら、じっとトカゲが出てくるのをワクワクしながら待っている姿がとても可愛らしかったです。縄跳びを木に結びつけることも、時間をかけながら根気強く頑張っていました。
『作戦その3:懐中電灯作戦』懐中電灯で排水溝の中を照らし、なんとかトカゲが見えないか、試行錯誤していました。「さっきトカゲと目があったんだよ!」と教えてくれました。一つの懐中電灯を順番に貸し借りする姿が見られ、社会性・協調性の芽生が感じられました。




②竹馬に挑戦!
園庭の竹馬に興味を持った女の子。「やってみたい」と挑戦することになりました。「なかなか難しいな」と言いながらも、1歩、2歩、3歩と、どんどん続けて歩く事ができるようになっていきました。10分以上かけ、園庭の端から端まで行き着いた後、「もう1回戻ってみる!」と、結局3往復も竹馬で歩く事ができるようになりました。そんなお友達が頑張っている姿に気付いた他の子が「私もやってみたい」とお友達と一緒に挑戦してみようとする姿が増えていき、徐々に竹馬の輪が広がっていきました。

③工作・絵の具・カードゲーム・フラフープ
保育室の中や園庭でもそれぞれ好きな遊びを楽しむ姿が見られました。空き箱や毛糸を使って工作を楽しむ子、好きな色の絵の具の色の交わりを楽しむ子、連日お友だちを誘い合ってUNOを楽しむ子、一人ひとりが自分のやりたい遊びを見つけ、夢中になって楽しんでいます。



「自由あそび」の中で子ども達の言葉、動きをじっくり見ていると、その世界観に引き込まれます。子ども達の行動の背景にはどんな心の動きがあるのか、どんなことを学んでいるのか、これからも共に楽しみながら、その世界を共有していきたいと思います。



