「年長藤組クリスマス会に向けて①」のブログでは、『まほうのくつ』の劇の始まりについてお伝えしました。今回のブログでは、お話の構造についてや、舞台の背景作りやそれぞれの役の衣装作りについてお話したいと思います。
〜お話の構造〜
まほうのくつをはいた子どもたちが海の世界、サンタの世界、◯◯の世界などといくつかの世界を渡り歩くお話にするか、まほうのくつをはいた子どもたちが海の世界の様々な生き物を助けるお話にするか。2つのアイディアが出ました。そこで、それぞれの良いところを出し合い、お話の構成から意見を出し合って決めました。
〜背景作り〜
今回は全て海の世界のお話のため、同じ海の生き物でもそれぞれの役と分かる背景を考えることに苦戦しながらも、図鑑や絵本を参考にしながら、それぞれの役らしさを相談し、表現しました。劇だけではなく、背景にもご注目ください。ナレーター役と子どもたち役には最後の大きな背景製作をお願いしました!劇の終盤、みんなが笑顔になった後に見える世界とは?というテーマで考えて製作しています。ダイナミックな絵の具の活動の後には、お友だちと力を合わせて、使った道具や絵の具で汚れたテラスを自主的にきれいにしようとする姿が見られました。




〜衣装について〜
それぞれ身に付けたい衣装や小道具も自分たちで作ったり、同じ役の仲間と相談しながらカタログから選んだりしました。
教員が構成や背景、衣装、セリフについて決めて子どもたちに伝えることはとても簡単な事ですが、藤組では、「子どもたちが中心となって考え、決め、それを教員も一緒になって形にしていく」ということを大切に今回の劇を作り上げました。




