もうすぐクリスマス。森村学園幼稚園では毎年クリスマス会を開催し、学年ごとに様々なアイディアを出し合い、舞台で発表する場を設けています。年長藤組もクリスマス会に向けて着々と準備を進めています。
まずは子どもたちと「藤組はクリスマス会で何をする?」から相談を始めました。
「クリスマスだからサンタさんのお話も楽しそう!」「いや、海の話にする?」すると、あるお友だちから「みんなの好きな“まほうのくつ”の歌を劇にするのはどう?」というアイディアが。この歌が大好きな藤組は「それがいい!」とあっという間に意見がまとまり、歌のお話をベースに、劇を作ることになりました。
劇の構成やストーリー、登場人物、背景、衣装、全てにおいて子どもたちが中心となり、一人ひとりが主体的にいろいろなアイディアを出し合いながら話を作り上げています。
時には意見がスムーズにまとまらないこともありますが、そんな時こそ成長のチャンス!「一生懸命に自分の気持ちを伝えること」「一旦立ち止まり、お友だちの気持ちを聞こうとすること」「自分の気持ちが、お友だちと一致しない場合があることを知ること」など、様々な状況を経験し、様々な気持ちを味わい、一歩ずつ、ゆっくりと心が育っている様子が感じられます。
4月に年長児となり、日々の遊びやグループ製作、お泊まり保育や運動会などの行事を通して、「お友だちと共に創り上げる経験」を積み重ねてきた子ども達。オリジナルのクリスマス会のお話も、子ども達にとって思い出深い楽しい経験になることを願っています。





