森村学園幼稚園では、12月に「クリスマス会」を行います。
森村学園幼稚園のクリスマス会は、舞台での表現活動を通して、子どもたちの“非認知能力”が育つ場として位置づけています。
4月の入園から約7か月。
毎日の生活や遊び、遠足、運動会、お誕生会…さまざまな経験を重ねてきた桜組の子どもたち。
そんな子どもたちの中から
「ぼくたちも舞台で発表したい!」
という声があがりました。
きっかけは、お誕生会で見た“お楽しみ”の時間。
大好きな先生たちが演じる姿を見て、
「自分たちもやってみたい」という気持ちが自然と湧き上がってきたようです。
その気持ちを受け止め、広げていくことこそ、森村の教育の根っこ。
子どもたちの主体性を軸に、クリスマス会の準備が始まりました。
子どもたちの“好き”から物語づくりを始めようと、書き出してみると…
飛行機、電車、
妖怪、忍者、恐竜、ジンベイザメ、ヒーロー
プリンセスなど・・・
こうして並べるだけでも、子どもたちの世界がどれほど広く、豊かかがよく分かります。
この“好き”を生かして一つのお話にしたい、と伝えると
「宝を探しに行くお話にしたらどう?」
というアイデアがすぐに出てきました。
飛行機で旅に出たり、恐竜や妖怪に出会ったり、
忍者の世界が広がるかもしれません。

少しずつストーリーが出来上がってきています。
これから子どもたちと相談しながら物語をつくっていく時間そのものが、とても楽しみです。



