「のりものあつまれ!」に使う、アイテムを子どもたちと相談しながら作りました。
大人がやろうと思えば、子どもたちの遊びの世界を立派に仕上げることは簡単です。
材料を揃え、工夫を凝らし、翌日には完成品を用意することもできるでしょう。けれども、その時に子どもの心や想像力はどうなっているでしょうか。子どもたちの「信号が欲しい」「トンネルくぐりたい」の気持ちが置き去りにならないように取り組んできました。
「自分が考えたものが形になる」
「必要なものを自分の手でつくっていく」
その経験こそが、子どもの遊びの中で育ちを支える大切な要素です。
子どもと一緒に作るからこそ、子どもは「何が必要か」「どうすればできるか」と考え始めます。子どもが感じた“必要”に耳を傾け、その思いを一緒に形にしていく過程に価値があります。
大人が先回りしてすべてを整えてしまえば、子どもは受け取るだけで終わってしまいます。けれども、自分たちで工夫し、少しずつ世界を広げていくことで子どもたちは「できた!」という達成感や「もっとやってみたい!」という意欲を積み重ねていきます。のりものの世界を一緒に作ることで、子どもが自分の想像を実際の形に変えていく力を養い、仲間と協力しながら新しい世界を創り出す経験をすることができました。
☆信号☆





☆ドロップス☆
「テープが硬くて切れない…」「おうちの人に手伝ってもらおう!」と登降園時にお手伝いしていただきました。ありがとうございました😊


☆トンネル作り☆
子どもたちとトンネルの名前を相談して、「エルサトンネル」「かわいいトンネル」の2つに決まりました。
「海ほたる」「神様トンネル」「みどりトンネル」「ディズニーシートンネル」「ディズニーランドホテルトンネル」「ラプンツェルトンネル」「プリンセストンネル」など、たくさんアイディアを出してくれた子どもたち。
色を塗って仕上げました。

運動会当日、一つひとつの作品をご覧になった際に、子どもたちと作り上げてきた過程が詰まっていることを思い出していただけたら幸いです。



