年中菊組の子どもたちは、「こどもの日」に向けて、さまざまな絵本に触れることから活動が始まりました。
読みながら、日本の季節行事の意味に親しんでいきました。

こいのぼり製作
その後のこいのぼり製作では、「マーブリング」という技法に挑戦しました。水の上に広がる色がゆらゆらと混ざり合い、偶然に生まれる模様に、子どもたちは目を輝かせていました。
同じ材料でも一つとして同じものはなく、「ここがきれい!」「お空みたい!」と、自分だけの模様を楽しむ姿が見られました。

乾いた紙は、自分たちでトイレットペーパーの芯に両面テープを使って巻き付け、こいのぼりの形に仕上げていきました。少し難しさもある工程でしたが、「自分で作りたい」という思いを大切に、一人ひとりが丁寧に取り組んでいました。
目の部分にはそれぞれの表情が現れ、模様も「うろこにしてみようかな」「丸を描いてみたよ」と工夫が見られ、個性あふれるこいのぼりが完成しました。

そして迎えた当日。
本来はミニグラウンドで風を感じながらこいのぼりを泳がせる予定でしたが、あいにくの雨。そこでホールに場所を移し、子どもたちが走ることで風を生み出し、自分たちのこいのぼりを元気に泳がせました。「見て!泳いだ!」「もっと速く走ると大きく動くよ」と、体を使って風を感じる楽しさを味わっていました。



また、日々楽しんできた替え歌あそびも当日に取り入れ、子どもたちが考えた歌詞をみんなで歌いながら、動きでも表現しました。「へびよりながいこいのぼり」「地球を食べるこいのぼり」「カエルみたいなこいのぼり」など、ユーモアあふれる言葉から、想像の世界が広がっていきました。

さらに、五月人形や菖蒲の花も見学しました。実際のものをじっくりと見ることで、「かっこいいね」「こんな靴履いてたんだね」と感じたり、絵本で見たものと結び付けたりする姿が見られました。こうした体験を通して、子どもたちの中で季節の行事への理解や興味が少しずつ深まっていきます。

自然や文化、言葉や表現に触れながら、一人ひとりの「やってみたい」「おもしろい」が広がったこどもの日。これからも子どもたちの気づきや発想を大切にしながら、日々の保育を重ねていきたいと思います。



