森村学園幼稚園では、同じ敷地で学ぶ仲間として、
幼稚園と中高生が関わり合う「縦のつながり」を大切にしています。
この取り組みは、中高の先生方と連携しながら進めており、
子どもたちにとっても、在校生にとっても豊かな学びの機会となっています。
今回は、中学3年生の期末テストが終わったタイミングで、
有志の生徒たちが「幼稚園の子と関わりたい」と手を挙げて参加してくれました。
年少の子どもたちにとって、大きなお兄さん・お姉さんは憧れで、ちょっとドキドキする存在。
そんなお兄さん・お姉さんたちとの、これから3年間続いていく特別な交流が、今日いよいよスタートしました。
☆今日の様子

中学生たちは、年少の子どもたちの話を目線を合わせて聞いてくれ、ご飯を食べるよう声をかけてくれたり、片付けを手伝ってくれたりしました。
その後の森あそびでは、手をつないで歩いたり、かけっこ(中学生の全力速かったです)やかくれんぼ、自然物集めなど、それぞれの子どもたちの遊びにとても温かい関わりを見せてくれました。

☆今後の交流
最後に、次回やりたいことを聞き、また会う約束をしてお別れしました。次回は3月を予定しています。
「次会うまで待てない。。。」と呟く子も。
大きいお兄さん・お姉さんと関わることで子どもたちは、
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「安心して頼れる人」が広がる
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憧れの存在ができる
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不安な場面でも言葉で気持ちを伝えようとする
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人との関わりを楽しみ、自信につながる
といった 非認知能力の育ちに直結する経験 を積み重ねていきます。
また、中学生にとっても、
年少児と関わる時間は「相手を思いやる姿勢」や「責任感」を育む大切な機会。
幼稚園と中高がワンキャンパスにあるからこそ生まれる学びの形です。
「また遊びたい!」
「お兄さん、優しかった!」
そんな声があちこちから聞こえてきた今日。
これからも、森村学園ならではの“縦のつながりの育ち”を、大切に見守っていきたいと思います。



