森村学園幼稚園では「お月見の会」を行いました。
「お月見」の時には、お団子をお供えする習慣があることを子どもたちに伝え、紙粘土でお団子を作りました。
その後、お帰りのお集まりでお月見の絵本を読んでいると、「ぼくたちも本物のおだんごつくってみたい!」と声が上がりました。
「お団子作ってみたいの?」と問いかけると、子どもたちから「ぼくもやりたい!」、「わたしも!」と盛り上がり、翌日お団子をみんなで作って食べることになりました。
子どもたちが「やりたい!」と思う気持ちは、最大のエネルギーになります。食べることに不安な子もいましたが、作ってはみたい、とのことでしたので、クラスみんなで翌日への期待を膨らませました。
子どもたちのアイデアから、翌日の保育内容が生み出された瞬間でした。子どもたちの考えをできる限り実現したいと日々考えています。計画しているカリキュラムはありますが、子どもたちの興味関心に合わせて、調整しながら組み立てているので、今回のように、急遽追加や変更になることがあります。子どもたちと作り上げる毎日がとても楽しいです♪
翌日、子どもたちと先生で絵本を見ながら作り方を確認します。
絵本のレシピ通りに作っていきます!
「いい匂いする!」「美味しそう」「柔らかいね」「昨日の粘土みたいだね」と呟きながら丸めました。
もちもちの食感と、ほんのり甘い味を感じました。
おかわりもたくさんしました!
日本の伝統行事を知り、その行事にまつわる食べ物を作り、味わう経験をすることができました。