4月27日（日）、同窓会事務局主催「森村学園創立115周年記念大同窓会」が中高等部校舎で開催されました。同窓生や教職員が一堂に会するこの規模の催しは、2010年に行われた創立100周年記念式典以来、実に15年ぶりとなりました。

　当日は、400名を超える同窓生に加え、退職者を含めた130名以上の教職員が参加し、総勢530名が学園に集いました。懇親会では、懐かしい顔ぶれとの再会を喜ぶ姿があちこちで見られ、恩師との語らいや旧友との思い出話に花を咲かせるなど、終始和やかな雰囲気に包まれていました。

　会場にはゲームコーナーやアイシングクッキーづくり体験、DVD上映など、子ども連れの参加者も楽しめるアクティビティーが数多く用意されました。また、高輪時代からのアルバムや文集の展示、森村学園と縁の深い北里柴三郎先生との関係を紹介する特別映像など、学園の長い歴史を感じさせる展示コーナーにも多くの来場者が足を止めていました。

　さらに、希望者を対象に初等部の校舎を巡るツアーも実施され、当時を懐かしむ声や、変わらぬ校風に感嘆する声が聞かれました。

　会の締めくくりには、参加者全員で校歌を斉唱しました。その後、グラウンドで記念撮影が行われ、笑顔とともに115周年の節目を祝う会は盛会のうちに幕を閉じました。