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校長 江川 昭夫からのメッセージ
WEB校長室

2021.09.01 WEB校長室

校長メッセージ【第46回】 ~2学期始業式 校長講話~

みなさん、こんにちは。校長の江川です。

この夏はコロナ禍で生活は激変しました。そのうえ、気候不順で、猛暑、酷暑の日々、更には予想外の長雨で各地に災害がもたらされました。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

今日、9月1日は「防災の日」です。あらためて、自分の周りの情報を確認して欲しいと思います。

8月27日「2学期を迎えるにあたって」、28日から30日にかけては「ほけんだより~2学期に向けて~」が配信されています。よく読んでくれていることと思います。

緊急事態宣言が出されている中での新学期の開始です。

一言で言って、「人流(じんりゅう:人の流れ)」が変わります。大きく変化します。

この時期の変化の中で、何よりも心配なのが、「医療のひっ迫」です。マスコミの報道以上のものが現場にはあることを耳にします。

ですから、今、私たちが何よりも優先しなければならないことは、まず自分が感染しないこと、そして、家族、学校の仲間や教職員の先生方を守るために、感染を持ち込まないことです。「みんなの命を守るため」です。この表現は、決して大げさではありません。

文科省からは、クラス内で2~3人の感染者が確認されたら5~7日程度の学級閉鎖、人数によっては学年閉鎖や休校といったガイドラインが、8月27日に示されました。

神奈川県の緊急事態宣言期間である9月12日まで、分散登校、短縮授業の実施を行い、登校しない日は家庭でのオンライン学習です。部活動は原則中止とします。学校行事も実施がかなり厳しい状況ですが、迅速に判断し、お知らせします。

高3生のみなさん、2学期が実質最後の学校生活となりますね。本日発行の高3学年通信生徒宛No.11にも書かれています。学校生活の思い出というと、毎日のHRや休み時間のクラスメイトとのたわいもない会話といった、“当たり前な”、“ありふれた”「日常」が大半だったりします。受験の追い込み時期に、そうした「いつもの毎日」は気持ちの安定に通じる大切な時間です。それがかなわないこの2学期になります。笑顔で卒業の日を迎えるイメージを描きながら、残りの日々を有意義なものにして欲しいと願っています。もちろん、コロナ禍での受験勉強は不安も大きいでしょう。そういう時は遠慮なく、先生方に声をかけてください。やるべきことに集中しながら、周囲の人達と毎日を過ごして下さい。

開催が1年延期となった東京オリンピック、パラリンピックです。その真の勝者は、メダルの獲得などではなく、延期に気持ちを落とさずにモチベーションを保ってトレーニングを積み、目標に立ち向うことのできた選手だと感じています。

現在、東京2020パラリンピック開催中です。本校OGの水田光夏さんも「射撃 混合10mエアライフル伏射(ふくしゃ) SH2」の選手として出場します。本選は本日(9月1日(水))11:30(NHK BS1にて放送予定)、陸上自衛隊朝霞訓練場で始まると聞いています。水田さんもまた1年延期に心を折ることなく、日々の練習を積み重ねてこられたはずです。みんなで応援しましょう。

新型コロナウィルス感染症対策のHPには、「夏の感染拡大防止特設サイト(https://corona.go.jp/proposal/)」が掲載されています。マスク着用、手洗い、「密」の回避の徹底は変わりません。長く続いたコロナ禍に気がゆるみがちなのは必至です。改めて読んでみましょう。

まだまだ「不自由」は続きます。そんな中でもやれること、創意工夫できることはたくさんあるはずです。「コロナ禍は人類の知恵の出し合いの場」です。

校訓「正直・親切・勤勉」は人間性確立の第一歩です。お互いを思いやる気持ちを持つ場合の基本です。その土台があってこそ、建学の精神「独立自営」として自分の力で立つことができるのです。コロナ禍もこの教えがあればこそ、なんのその、だと私は信じています。

保健室、生徒指導部、各学年等から通信が発行されて、みなさんの手元にもうすでに届いているもの、これから届くものがあると思います。内容は大切なことばかりです。ご家族も含めて、共有して欲しいです。みなさんのよりどころになること請け合いです。

健康管理第一に、感染防止対策を強化しつつ、モチベーションを落とさず、みんなで協力して、より充実した2学期にしていきましょう。


中等部・高等部 校長 江川昭夫