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校長 江川 昭夫からのメッセージ
WEB校長室

2021.04.30 WEB校長室

校長メッセージ【第39回】~感染しない、感染させない連休に~

こんにちは。校長の江川です。

4月29日から5月6日までのゴールデンウィークがスタートしています。
生活指導部通信4月28日(保護者・生徒版)「すくーる・らいふ!」で、保健室からは5月1日に「ほけんだより 5月」が発行され、ゴールデンウィーク中の生活についての注意事項が確認されています。
東京都は4月25日から5月11日までの「緊急事態宣言」が発令されています。神奈川県はその前段階の「まん延防止等重点措置」の適用となっていますが、これも今後の感染状況によっては緊急事態線に変更となる可能性もあるかもしれません。

神奈川県在住のご家庭でも、東京都の緊急事態宣言に準じて不要不急の外出や旅行、そして家族以外の方との会食は控えていただきたいと思います。感染を抑えるためには、まず自分や家族が感染しないことが最優先事項だからです。


連休明けは、通常通りの対面授業です。みなさんも連休中の状況をよく確認して、自分でも世の中がどう動いているのかを理解したいという心がけはあって欲しいです。学園からの連絡をいつでも確認できるようにしておいてください。


前回の校長メッセージでご紹介した、みなさんの森村の先輩でもあるイサム・ノグチさんの「イサム・ノグチ発見の道」展が、東京都美術館で始まっています。初日に行った私の友人の話によると、「あかり」のインスタレーションがとても美しく、また高松市牟礼町から運んできた、晩年の石の彫刻が見事だったとのことです。現在は新型コロナウィルス感染拡大防止のために休館となっていますが、会期は8月までと長いので、再開の折には私も行きたいと思っています。

https://isamunoguchi.exhibit.jp/

5月には、ワクチン接種も本格的に始まります。この短期間で有効性の高いワクチンを開発、製造、そして接種体制を整えるまでの過程には、多くの人たちの努力と献身があるはずです。行動を制限されるストレスもたまる時期ではあります。しかし、コロナ禍の中、感染者のために尽力して下さっている方々の努力を無為にすることがあってはなりません。


みなさんは、例えば、部活動の時やクラスの行事活動の時などに、「ちょっと疲れたけど、みんなのためにもうひと踏ん張りしよう」という気持ちになったことがあるでしょう。人は、自分のためよりも「みんな」のためにと考える方ががんばれる傾向にあります。

その、「みんな」の範囲をちょっと広げてみてください。地域の人々のために、そして日本の人々のために、さらには世界の人々のために、今は一人一人が感染しない、感染させないという努力をする時なのです。校訓である「正直・親切・勤勉」の親切を、今こそ実践してください。
また、思い通りに行動できないことが続き、心が弱っているときには、まことか嘘かわからない情報であっても簡単に信じてしまいそうになるかもしれません。しかし、いかにまことしやかな話であっても、その情報源を確認し、他の情報や意見も調べてみてください。自分なりの考え方を落ち着いて熟成させるようにしましょう。それが知性を持った人のやり方です。言語技術を学んでいる森村生なら、様々な情報を分析的批判的に考察する基礎を持っているはずです。

近い未来に、「あの時は何もしないこと、Stay Home ! が、みんなのためにがんばることだったね。」と笑って言える日が来ます。それを心待ちにしつつ、家庭に留まっての連休を過ごし、できるならば、充実したものにしてください。
中等部・高等部 校長 江川昭夫