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校長 江川 昭夫からのメッセージ
WEB校長室

2021.01.23 WEB校長室

校長メッセージ【第33回】~心のケアを大切に~

皆さん、こんにちは。校長の江川です。

1月16日(土)・17日(日)に行われた共通テストは無事に終了しました。高等部3年生に追試(1月30日・31日)の受験者はいないと聞いています。来月から私大一般入試、国公立の二次試験が始まります。心身共に健康に気をつけ、この時期を乗り切って欲しいと願っています。

1月25日(月)から30日(土)までの期間、中高等部は生徒の登校を停止し、通常の時間割に沿ったリモート授業(ライブ)となります。これは、新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言の発令及び、現在の神奈川県の感染者数の増加を考慮したこと、また、2月1日(月)から4日(木)に実施される中等部入試の安全管理体制の確保という理由による緊急措置です。

1月21日(木)、「全国的なコロナ禍拡大にともなう緊急措置について」という文章を中等部・高等部の保護者宛に発信いたしました。従前からの「ICT教育:生徒ルール(2020年度)」を再確認した上で、具体的な内容が学年通信等で発信されています。今後、生徒指導部だより、保健室だより、カウンセラー通信等も発行されます。必ず熟読し、遵守してください。

「情報は自分から取りに行く」ということに努めましょう。

いつ何が起ころうとも、学園として教育が止まることがないように体制を組んでおります。今回のリモート授業期間を通して、様々な視点から検証し、さらに良い学びにしていくためのステップとして前向きに捉えていただきたいと考えています。

校訓「正直・親切・勤勉」のもとに育った森村生です。「皆さんはコロナ対策の学内における決まり事を励行できる生徒達であると固く信じている」と、私はいつもみなさんに伝えています。

森村市左衛門先生の生き方を通して、思いやりを持って、真摯に人生を生きる生き方を学ぶことと同時に難問に立ち向かう生き方も、学んでいるはずです。

いつもながらの話になります。何度言っても言い足りないくらいのことです。「感染者数の拡大を防ぐ大切なこと」として、みなさんに三つ、励行して欲しいことがあります。

①決まりごとは素直に受けてとめ、絶対に守る。

②決まりごとを励行していない人には勇気をもって注意する。

③決まりごとを先生方は何度も口酸っぱく指導することになります。みなさんの命を預かっているからこその指導です。絶対に「うるさい」などと思わないこと。

ICTを活用した日常生活の真っただ中にいるみなさんに大忠告があります。SNS等を誤った方法で利用しないでください。その利用方法で皆さんが世間から問われた場合、多大な責任が伴うものであること認識しておいてください。

さて、コロナ禍においては、生徒・保護者の皆さんも、心のなかに何か満たされないもの、いうならば、「滓(おり)」みたいなものが溜まっていくような気持ちになるのではないでしょうか?例えば、楽しみにしていたイベントや行事が中止になった、自由に友人に会えない、近所のお店がいつの間にか閉店していた、毎日のニュースで不安になるなど、ままならないことが毎日積み重なっていく昨今です。それは仕方がないことと頭では納得していても、心はそうでなく、いつの間にか落ち込んだ気分になっているかもしれません。

心の滓は、意識して小さなうちに薄めていきたいものです。

前にも取り上げた日本赤十字社の「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズを、再度ご紹介します。以下の3つのケース別になっています。

1.「隔離や自宅待機により行動が制限されている方々へ」

2.「隔離や自宅待機されている方の周りにいるあなたへ」

3.「高齢者や基礎疾患のある方・ご家族の方へ」

http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200327_006138.html

ご一読いただければ、自身が感染していなくとも、周囲の人のためにできることが見つかるかもしれません。人のために行動することは、自分の心をほっとさせることも多いのです。

最近は英語のemotionalから生まれたとされる「エモい」という言葉が定着してきているようです。心に響く言葉や音楽を聞いたら、よく噛みしめてください。映画やドラマを見て、感動してください。「エモい」と思えることを大事にすることで、硬くなった心は柔らかさを取り戻せるはずです。

私はNHKの「みんなのうた」という番組が好きです。以前に取り上げられた作品ですが、最近放送され、心に響いたのは、女優の広末涼子さんが歌う「キミの笑顔」という歌でした。

「たくさん笑っている人ほど、痛みや苦しみ知っている」から始まるこの歌詞は、作詞作曲された竹内まりやさんが、広末さん自身の言葉からインスピレーションを受けたとのことです。私には特に最後の言葉の“Laughter is the best medicine.”がとても心に沁みました。

みなさんにもぜひ、この歌を噛みしめていただければと思います。

NHK「みんなのうた」サイト

https://www.nhk.or.jp/minna/songs/MIN202012_01/

一日も早い終息を祈って。

森村学園中等部・高等部 校長 江川昭夫