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校長 江川 昭夫からのメッセージ
WEB校長室

2020.04.09 WEB校長室

【第17回】「この間、今、皆さんに伝えたいこと(その6)」~緊急事態宣言発出を受けて:心のケアの大切さを~

4月7日、安倍首相が新型コロナウイルスの感染拡大に対し、「緊急事態宣言」を行いました。東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県を対象に、実施期間は7日から5月6日までとされ、これを受けて7都府県の知事が住民などに外出自粛などを求めています。

この日本における緊急事態宣言は、海外で行われているようなロックダウン(都市封鎖)ほどの強制力はありませんが、私たちはこれを厳粛に受け止め、対処すべきでしょう。

とにかく、私たちにできることは、「自分が感染しないこと」「人に感染させないこと」の二つです。今回、この感染者が日々増大している現状を1カ月で脱出するには、「人と人との接触を7割、8割減らすこと」との見解が示されました。そのために、「私たちがすべきこと」をここでまとめておきたいと思います。

.  Stay Home! 不要不急以外の外出を避けること
2. 外出時にはマスクをつけ、帰宅後は手洗い、うがいをかかさないこと
3. 3つの密(換気の悪い密閉区間、多くの人の密集する場所、近距離での密接した会話)を避けること 「3密禁止」
4. 信頼のおける正しい情報を受け取ること
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

5. 心の健康を保つこと
日本赤十字社「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズの紹介

http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200327_006138.html

「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」

http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html

6. 感謝を忘れない
この状況の中、保護者の方々も毎日大変な思いをされているでしょう。また、たいへんなリスクのなかで医療に従事して下さっている方々への感謝も忘れてはなりません。

人生には、取り返しのつくことと、つかないことがあります。取り返しがつかないことの最たるものが「健康」です。皆さんは現在、これが何よりも最優先事項だと思ってください。生徒の皆さんも、保護者の皆さんも、森村学園での通常授業が受けられない不安が大きいかと思います。これは後から取り返しがつくことの一つと思って下さい。

私が生徒の皆さんに期待していることは、「規則正しい生活」をするということです。毎日の起床と就寝の時間は守り、起床したらきちんと着替えて自分自身と部屋を整えてください。可能でしたら散歩やジョギング、または屋内でダンスでもいいですから、毎日体を動かしてください。友だちと会えなくとも、電話で話すというような取り組みを積極的にしてください。「友だちがいて、本当に良かった。」と思える場面がきっとあります。身体と心の健康に留意して生活してください。

この期間中に、毎日継続する小さな目標を持つのも良いと思います。例えば、長い小説を読み切る、毎日腹筋をする、ペットの世話を引き受けるなどなどが考えられると思います。小さな目標は必ず見つかるはずです。

この間、小さなステップを作るのには絶好の時間を与えてもらったと思えます。生徒と教職員が並走して、「夢の実現は小さなステップの積み重ね」と背中を押す、森村学園中等部・高等部でありたいです。

さて、前回お知らせしましたとおり、森村学園はICTを利用した授業やホームルームを開始します。初めての試みで、手探りでのスタートではありますが、生徒の皆さんと先生方が協力し合って新しい授業を作るこの試みは、新しい森村学園の始まりと思っています。私達教職員が、反対に生徒の皆さんに教わることも多くなるのではないかと、嬉しい想像をしています。

「あの時は大変だったね。でもがんばってよかったね」と、後からみんなで笑いあえる日をイメージして、一緒に乗り切りましょう!

中等部・高等部 校長 江川昭夫