園長先生からのメッセージ


園長 藤原 伸介
 森村学園幼稚園は、保護者のみなさまにとって、とても手間隙のかかる幼稚園です。
 たとえば……、
 森村学園の幼稚園には通園バスがありません。毎日保護者のみなさまに、お子さまと手をつないでの送迎をお願いしています。手をつなぐことでお子さまとのコミュニケーションをしっかりとっていただくと同時に、ご挨拶の大切さや公共マナーを自然と学んで欲しいと思っています。
 森村学園の幼稚園には給食がありません。毎日おうちの方に手作りのお弁当を作っていただいています。質、量ともに、それぞれの子どもにあった食事を作っていただくことによって、子どもたちはお弁当を完食することができ、そこで初めて本当の意味での"ごちそうさま"の意味を学ぶことができるからです。

 

 森村学園の幼稚園では、園での教育にしっかり手間隙をかけています。
 たとえば……。
 森村学園幼稚園では読み書きそろばんを教えていません。幼稚園でそれを教えてしまえば、手っ取り早く小学校教育にアプローチすることができるかもしれませんし、受験学力の育成にはより有効かもしれません。しかし、家庭を離れて初めて家族以外の人と時空を共にする子どもたちにとって、幼稚園で学ぶべき最も大切なことは何でしょう。私たちは、いろいろな人がいることを認める心を育んだり、約束を守る大切さや我慢することを学んだり、みんなと力をあわせて達成する喜びを体験したりすることこそが、大切だと思っています。私たちはそれを、この恵まれた自然環境を最大限に活用して"遊び"という手段を通じて子どもたちに教えていきたいと考えています。これは読み書きそろばんを教えるよりずっと手間隙のかかる仕事です。

 森村学園幼稚園は、元気で明るい未来を担っていく子どもたちが、人生で初めて社会生活を体験するそのステージで、健やかに育っていくよう、みんなが手間隙惜しまず子どもたちに愛情を注いでいく空間なのです。


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