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森村学園とは

理事長メッセージ

「どのような状況でも学び続けられる学園へ」

保護者の皆様、同窓生、学園関係者の皆様には、日頃から本学園に対しご理解ご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。さて、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、本学園でも、園児・児童・生徒の安全を第一に考え、約3か月休校とさせていただく、前代未聞の事態となっております。そのような状況下で、初等部ではこれまで進めてきたICTを活用した教育をベースにご家庭での学習を進めていただけるような取り組みを加速させるよう試行錯誤し続けております。その中で、一筋縄ではいかない課題も多くみつかっています。例えば、各ご家庭にICT環境が整っていても、保護者の方が子供に付き添える状況でなければ子供だけで学習を進めるのは難しいということや、低学年であるほどICTを通した授業では集中が持続しづらい等の問題です。そういった問題を解決するためには、ICT環境を整備するだけでなく、子供たちが家庭でも集中して学べる仕組みを考えたり、プリント等のペーパーメディアとうまく融合させたり、新しい学びの形を考えていく必要があります。

変わりゆく社会に柔軟に対応できる教育を

新しい生活環境への移行とともに社会が大きく変わろうとしています。教育機関のミッションとしてはこのような社会構造の変化に対応する教育を模索しなければなりません。今後は、学校での学びと、各家庭でのICTを使った学びの2つを融合させたシステムを構築していくことが求められるでしょう。これは単なる対面授業のICT化ではなく、新しい学習のシステムとして学校で行う通常授業以上の教育効果が得られる教育研究も同時に推進したいと考えています。森村学園は、実践することと改善することを重ねて、一つ一つの課題をクリアしていきながら、子供たちがどんな状況でも安心して学び続けられる環境を整えていく所存です。学びの方法が変わったとしても、ICTの利活用を前提とした世界の人と通じるための語学力や、自ら思考して構築する能力が求められることに変わりはありません。私たちはこの状況を機会と捉え、デジタル・シチズンシップ(デジタル時代の倫理観の育成)やデジタル・クリエイティビティ(質の高いアウトプット)といった、デジタル教育も推進し、子供たちが社会で活躍できる人財に育つための環境を作り続けていくことに、引き続き努めてまいります。

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森村学園 理事長
松本 茂

森村学園 理事長
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